復興防災公園(仮称)建屋ほか建築工事




発注者 | 倉敷市 |
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竣工年度 | 令和6年度 |
工事場所 | 倉敷市真備町箭田 地内 |
工事内容 | 平成30年7月豪雨災害からの復興のシンボルとなり、平常時と災害時の両面で活用でき、地域発展に繋がる公園設備の一端を担う建屋で、平常時の研修や会議、災害時の緊急避難等、様々な利用が可能な多目的室、災害時に備えた防災備蓄倉庫やトイレ、屋外と一体的な利用が可能な軒下空間等を整備する。 |
コメント | 著名な建築家(隈研吾氏)のデザインした建物で3次元曲線で作成した図面で、寸法記入の無い図面からの出発となりました。 3D図面の描ける施工図屋を手配し、早めに取合、納まり等検証する事としました。 設計事務所は、細部の納まり等こだわりがあり、施工図の承認がなかなか得られず工程への影響が懸念されました。又、外壁及び軒裏天井全てが3次元曲線の竹貼り仕上となっている為、竹の繊維方向に対し直角方向に曲げて貼り付ける事は、至難の作業となりましたが、いろんな人の知恵を拝借し、何とか施工することが出来ました。 社内外の後方支援のおかげもあり、無事故無災害で、完工出来たこと、高い評価点を頂いたこと、又、完成直前に行幸啓で天皇皇后両陛下がお立ち寄りなられたこと、大変嬉しく思います。 |